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『冷たい熱帯魚』のあらすじと感想

鬼才・園子温が、実際の猟奇殺人事件をモデルに描いた衝撃の犯罪ドラマ(2010年)。

『冷たい熱帯魚』、、まぁとにかく凄い映画でしたね。

園子温監督の映画は、血しぶきが飛びまくるバイオレンスな映画も多い事で知られていますが、『冷たい熱帯魚』が最もバイオレンス度合いが高いかもしれません。(R18指定)

残忍な場面も多々出てくるので、そういったものが苦手な人は観ないで下さいね(笑)

また、分かりやすいストーリーを期待している人も観ないほうがいいと思います。

そういったタイプの映画では全くないですからね。

でも、園子温の神髄のような映画だと僕は感じました。


この映画『冷たい熱帯魚』を紹介する際、あらすじや流れを紹介するという形をとってもあまり意味がないと思うんです。

そういう形で魅力を伝えられる映画では決してないと思うので。

最低限のあらすじだけ、下記に短く紹介します。

それから、『冷たい熱帯魚』を観た観客の反応、園子温監督がこの映画についてインタビューで語っている言葉、そういった情報を紹介する中で、この映画の魅力を伝えていきたいと思っています。

【ストーリー】

2009年。小さな熱帯魚店を営む社本は、娘の万引事件でスーパーに呼び出され、その場に居合わせた人の良さそうな大型熱帯魚店の経営者・村田に助けられる。これをきっかけにふたりは親しくなるが、やがて社本は村田の恐るべき本性を知ることになり。。

【見どころ】

平凡な中年男性が想像を絶する犯罪に巻き込まれる様子を、激しいバイオレンスと共に描く。素朴なイメージの強いでんでんが、トラウマになるほどの鬼気迫る演技を披露。

 

『冷たい熱帯魚』を観た観客の反応について

『冷たい熱帯魚』が映画館で公開された時、次のような報告がいくつもなされていたんですよ。

「血まみれのシーンや殺伐としたシーンで多くの観客は笑っていた。」

と。

こういった事は、ある意味で「非倫理的」と言われることなのかもしれません。

でも、実際にこの映画を2度観た僕としては、この意味するところがよく分かるんですよね。

僕自身は笑いはしませんでした。

でも、笑ってしまうという「感情の移ろい」はとてもよく分かるんです。

全く想像もしていなかったような、残酷な殺戮シーンや、凄惨な死体解体シーンを見せられると、リミッターが外れるというか、今まで経験した感情の揺れ動く範囲を超えているというか、心と体がどのように反応するのか、何だかよく分からなくなる感覚、というものが立ち現れてくるんです。

殺伐としたシーンで笑ってしまった観客の多くも、何で自分が笑ってるのか自覚できないまま、笑ってしまっていたんだろうと思います。

それって、ある種のマインドコントロールに近いですよね。

マインドコントロールする側というのは、とにかく相手の感情の振れ幅を極大にしていくわけですね。

物凄い勢いで怒鳴りつけて恐怖心を極大化させた後、猫なで声なんかを出して相手の全てを優しく包み込み、安堵感に満たされた状態にした後、また怒鳴りつけて恐怖心を極大化させる、みたいなサイクルを繰り返すわけです。

そうすると、通常の感情が破壊というか麻痺してきて、もう自分の全てを相手に委ねたい、という心境になってきてしまうのですね。

『冷たい熱帯魚』を観た観客の反応も、それに近いようなものなのではないでしょうか。

とすると、『冷たい熱帯魚』を観た観客は、園子温にマインドコントロールされていることになりますね(笑)

というよりは、意図してマインドコントロールしているというわけではなく、優れた芸術作品というのは、観ている人をある種のマインドコントロール状態に陥らせてしまう力を持っている、ということなんでしょう。

感情が揺さぶられる幅が常軌を逸してしまうほど、その作品には力があった、ということですね。

『冷たい熱帯魚』

まさにそのような作品なんです。

ゆったりした気持ちで、落ち着いて観る事のできる作品では決してありませんが(笑)、今書いてきたような、そんな種類の作品に興味があるという人は、是非とも『冷たい熱帯魚』の動画フルをU-NEXTなどの動画配信サービスで観てみてください。

そして自分の感情がどのように揺れ動いていくのか、その推移を注意深く観察してみてください。

『冷たい熱帯魚』に関する園子温自身の言葉

園子温監督自身、『冷たい熱帯魚』は「本当に自分が撮りたい映画を撮った」ということなんですよね。

今や有名になった園子温監督。

このような立場になると、自分が撮りたいものだけ撮っていればいいというわけじゃなく、色んな企画が持ち込まれたりして、そこまで心動かされるものではなくても撮らなければならないこともあるという大人の事情もあるようなんです。

でも『冷たい熱帯魚』に関しては、自らの内側から湧き上がってくるような、そんな深い情念から生み出された映画だということなんですね。

園子温の映画が好きな方は、それだけでも観る価値はあると思います。

この映画が公開された時、「今までの作品で一番すばらしい出来になった」と園子温監督は語っていました。

本当に撮りたいものが撮れたという自信に満ち溢れていたのでしょう。

ただ、このようにも言っていたんですね。

『冷たい熱帯魚』がヒットしてると聞いて、『えっ?何で?』って思った(笑)

「よかったよ」とかもよく言われたけど、「えっ?本当によかったの?あれが?」って感じで、びっくりしました。

この園子温監督自身のコメントに、『冷たい熱帯魚』の全てが集約されているように感じましたね。

まさにそのような映画なんですよ(笑)

多くの人が観終わった後に普通に「よかった~」と映画館を出てくるような、そんな映画では決してないわけです。

ずっしりと重た~いものをお腹の中に入れられたような、何ともいえない沈鬱な気持ちが僕は映画を観終わった後、しばらく続きましたね(笑)

でも園子温映画に求めるものってそんなものなんじゃないでしょうか。

エンディングがまた強烈なので、園子温作品の中でもより一層そのようになる確率が高いのかもしれません。

その『冷たい熱帯魚』のエンディングについて、園子温監督がこのように語っていました。

『冷たい熱帯魚』より以前に撮った『紀子の食卓』や『愛のむきだし』も、「家族の再生の物語」だった。

でも前の2作品は、「娘」や「息子」の立場や視点で描いた映画だった。

『冷たい熱帯魚』は、父親の視点で描いたことが、このような結末になる上での大きな要素だったように思います。

大人は今さら「愛」とか「希望」なんかなくても生きていけるんですから。

そして、このようにも言っているんです。

もし、『冷たい熱帯魚』を再編集することが可能であるなら、村田幸雄(でんでん)が社本(吹越満)に刺殺され、村田愛子(黒沢あすか)が笑っているくだりでエンドロールにしたい。

僕もそのような終わり方のほうがいいなぁと思いました。

実際の映画では、村田幸雄(でんでん)が社本(吹越満)に刺殺されてから、まだまだ続いていくわけですが、その後も更にバイオレンスが炸裂していくわけです。

さらには「エンディング」という事について、園子温監督はこのようにも語っています。

日本映画で希望を持たせるようなエンディングの映画を見ると本当にガッカリする。気分が悪くなる。

その考えが園子温作品には全て貫かれているわけですね。

そして、続けて、

「人生捨てたもんじゃないよ」と変に救いを持たせるより、「愛とか希望なんかあるかよ、そんなものにこだわらずに生きてみろよ」とハッキリ言ったほうが僕はすっきりする。

僕自身、『冷たい熱帯魚』を完成させて、とてもスッキリしましたから。

「愛」や「希望」といった、甘い言葉では決して救えない人が確実に存在する。

そういった考えも園子温作品に貫かれているんですね。

また、園子温監督と深い親交がある、「浅草キッド」の水道橋博士がこんなことを言っていました。

園子温作品は誰も触れないような「タブー」を扱っていると言われる事も多いけど、あえてタブーに触れるというよりは、それはもともと園子温監督の中にある感覚なんですよね。

園子温監督が失恋してしまって、「僕は人を殺しそうになっています」と高円寺の交番に言いに行ったことがあるらしいんです(笑)

『冷たい熱帯魚』もその経験がもとになっている部分があるんです。

「壊れている自分」をリアルに自覚して、「人を殺す映画を撮るぞ」という映画の企画にしてるんですよね。

映画における過激な暴力描写や性描写って、どこか「リアリティに欠けるなぁ」って感じた事のある人は多いと思うんです。

それらを日常の延長線上としては全く想像できず、完全なファンタジーとして感じてしまう部分がある。

でも、『冷たい熱帯魚』を含めた園子温作品は、やっぱりリアルなんですよね。

その欲望むき出し感がとてもリアルなんです。

それは、水道橋博士の先ほどの言葉にあるように、園子温監督自身の中に「リアルにあるもの」がベースとなって、それが映画に表出されているからなのでしょう。

もし園子温監督が、映画を撮ったり、芸術的な方面での仕事をしていなかったとしたら、本当に生き辛い人生になっていたでしょうねぇ(笑)

でも映画という表現場所があるから、マグマのようなどす黒い感情も、ある種の芸術として表出できるわけです。

まさに園子温の映画は芸術だと僕は思いますね。

そんな芸術的映画、『冷たい熱帯魚』の動画フルはU-NEXTなどの動画配信サービスで楽しんでください。

『冷たい熱帯魚』に関するその他の情報

『冷たい熱帯魚』は、「埼玉愛犬家殺人事件」という実際に1993年に埼玉県で発生し、世間を震撼させた殺人事件をモチーフとして作られた映画だと言われています。

その「埼玉愛犬家殺人事件」の簡単な概要な下記の通りです。

埼玉県熊谷市にある元夫婦が経営するペットショップ「アフリカケンネル」は詐欺的な商売を繰り返していて顧客らとの間でトラブルが絶えなかった。

トラブルの発生した顧客らを、知り合いの獣医師から譲り受けた犬の殺処分用の硝酸ストリキニーネを用いて毒殺し、計4人が犠牲となった。

遺体は風呂場でバラバラにされた上、骨はドラム缶で焼却された。

それらは群馬県内の山林や川に遺棄され、「遺体なき殺人」と呼ばれた。

映画の中で、「ボディを透明にする」という言葉が、村田(でんでん)の口から何度も出てくるのですが、それは実際に「埼玉愛犬家殺人事件」の犯人が口にしていた言葉なのですね。

そして犯人はこのようにも言っていたようです。

「臭いの元は肉だ。そこで透明にする前に骨と肉をバラバラに切り離すことを思いついた」

死体から骨と肉を切り離し、そして肉をとにかく細かく切り刻むわけです。

そして骨をドラム缶で燃やして灰にし、肉は川に遺棄するわけですね。

その様子を映画ではとても細かくそして異様なほどリアルに描写するわけなんです。

映画は「埼玉愛犬家殺人事件」をそのままなぞっているわけではないのですが、ものすごく忠実に再現している部分もかなり多いように感じました。

「埼玉愛犬家殺人事件」は園子温監督にも大きな衝撃を与えたということなのかもしれません。

『冷たい熱帯魚』 受賞した映画賞一覧

『冷たい熱帯魚』は、海外・日本の映画賞を数多く受賞しました。

第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門正式出品
第43回シッチェス・カタロニア国際映画祭 カーサ・アジア最優秀作品賞
第6回ファンタスティックフェスティバル 長編部門脚本賞
第13回ドーヴィル・アジア映画祭 批評家賞
第15回ファンタジア国際映画祭(カナダ) 観客賞(アジア映画部門金賞)
第35回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(でんでん)
第54回ブルーリボン賞 作品賞
第66回毎日映画コンクール 男優助演賞(でんでん)
第36回報知映画賞 作品賞・助演男優賞(でんでん)
第21回東京スポーツ大賞 作品賞・監督賞・助演男優賞(でんでん)
第85回キネマ旬報ベスト・テン 監督賞・助演男優賞(でんでん)
第33回ヨコハマ映画祭 監督賞・助演男優賞(でんでん)
第16回日本インターネット映画大賞 作品賞・監督賞・助演男優賞(でんでん)

園子温を追ったドキュメンタリー作品

園子温を一年にも渡って追ったドキュメンタリー『園子温という生きもの』という作品があるんです。

その作品の詳細については、下記ページにまとめています。

⇒⇒ 『園子温という生きもの』鬼才・園子温を追ったドキュメンタリー

ご興味のある方は是非そちらの記事も読んでみて下さい。

園子温という人物が魅力的なので、『冷たい熱帯魚』含め多くの魅力的な作品が生まれてくるのだという事がよく分かるドキュメンタリーでした。

鬼才・園子温自身が本当に撮りたかった映画、『冷たい熱帯魚』の動画フルをU-NEXTなどの動画配信サービスで是非ともお楽しみください!


冷たい熱帯魚(Wikipedia)

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