『ロケットマン』の動画配信を無料視聴する方法を紹介したいと思います。
現在(2020年5月)、『ロケットマン』の動画を視聴できる動画配信サービスは以下となります。
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dTVは有料レンタルが必要ですね。
『ロケットマン』だけではなく、映画好きの方は、見放題作品の数、新作映画が登場するスピードなどから考えてU-NEXTは本当におススメですよ。
僕自身もメインで利用しているのはU-NEXTです。
U-NEXTは月額1,990円(税別)のサービスですが、登録後、31日間は「無料お試し期間」となります。
なので、是非そのお試し期間を利用して、『ロケットマン』の動画フルを無料視聴してみてください!
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映画好きにとってU-NEXTは重宝する動画配信サービスなんです。
ただ、amazonプライムビデオは今回、『ロケットマン』を新作映画であるにも関わらず無料視聴にしているんですよね。
これはamazonプライムビデオではかなりレアケースなんですよ。
なので、『ロケットマン』だけを観るという目的であれば、U-NEXTよりもamazonプライムビデオを選べばよいと思います。
ロケットマンのあらすじと予告編動画
グラミー賞を5度受賞したイギリス出身の世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの自伝的映画。
並外れた音楽の才能でまたたく間にスターへの階段を駆け上がっていった一方で、様々な困難や苦悩にも満ちたエルトン・ジョンの知られざる半生を、「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」や「ロケット・マン」など数々のヒット曲にのせたミュージカルシーンを交えて描いていく。
イギリス郊外の町で両親の愛を得られずに育った少年レジナルド(レジー)・ドワイトは、唯一、音楽の才能には恵まれていた。
やがてロックに傾倒し、ミュージシャンを目指すことを決意したレジーは、「エルトン・ジョン」という新たな名前で音楽活動を始める。
そして、後に生涯の友となる作詞家バーニー・トーピンとの運命的な出会いをきっかけに、成功への道をひた走っていくが……。
【引用:ロケットマン公式サイト】
ロケットマンの動画を視聴した感想
ロケットマンの動画を視聴した感想をここから書いていきたいと思います。
ロケットマンはエルトン・ジョンの半生を描いた自伝映画ですね。
イギリスだけではなく世界中に熱狂的なファンがいる大スター、エルトン・ジョン。
そんな華やかなイメージの裏側には、絶望的なほどの「孤独」「悲しみ」などの負の感情がびっしりと張り付いていたんですね。
世界的な名曲を次々に生み出していった繊細な感性の持ち主には背負いきれないほどの、耐えられないほどの悲しみが幼少期からずっと刻み付けられてきたわけなんです。
特に、両親の愛を一度も感じることができなかった少年時代に蓄積されていった悲しみが、彼のその後の人生を難しくしていくことになるわけです。
エルトン・ジョンの父親は、家庭や子供に全く関心のない人でした。
エルトンが「ハグしてくれる?」と甘えても、「甘えるな。」と一言で子供の気持ちを鉈で切り裂くようにぶった切る。
父親から愛を感じたことなど一度もなかったのです。
一方の母親からも、エルトンは生涯愛を感じることはなかったのですね。
父親が家を出て行ったこと等を、母親は子供(エルトン)のせいにして責め立てるのです。
母親は息子のせいで、自分が幸せになれなかったといったような、息子に責任を転嫁させるような未熟で最悪な母親だったんですね。
エルトンが成功を収めてから、「実は、僕は同性愛者だ。」と意を決して母親に打ち明ける場面がありました。
すると母親は、「バカね、知ってたわ。何年も前から。」と答えました。
そして、母親が子供に絶対に言ってはいけないような言葉、「悪魔のような言葉を吐き捨てたのです。
「お前は一人ぼっちの人生を選んだ。一生、愛されることはない。」と。
息子が大成功した事を妬んでいるのですね。
ある場面では、このような言葉をエルトンにぶちまけたのです。
「お前はピアノに出会ってからずっとツイてた。汗水たらして働くこともなく、簡単に名声を手に入れた。」
「私ばかりが割を食って、お前を産んで損したわ。どれだけ失望させられたか分かる?」」
そしてエルトンは母親に、「あんたに『心』はない」と絶縁を宣言するような言葉を口にしたのでした。
『お前を産んで損した』
親の言葉として、これほど子供を傷つける言葉はないでしょう。
自分自身の存在を全否定されるような悪魔の言葉。
そのような両親の元、エルトンは過酷な幼少期を過ごし、音楽が唯一の救いになったのでしょう。
両親からの愛を一切感じることができず、そして性的マイノリティであるという事も「自己肯定感」を確立するのを難しくしたのでしょうね。
「本物の愛は得がたい。」
「別人になりたい。」
「僕の人生は複雑なんだ。」
といった言葉を絞り出すように口にするエルトン・ジョン。
多くの人の心に響くその音楽と、彼の人生の苦しみというものは、切っても切り離せない裏表の関係だったんだと深く感じ入ることになります。
エルトン・ジョンの苦しみの多い人生を知ってから、彼が作った曲の数々を聞き返してみると、今までとはまた違った聞こえ方がしてくるんですよね。
映画の中では、数々の名曲が登場します。
特に、エルトン・ジョンが大スターの階段を上り始めるきっかけとなった、ロサンゼルスのライブハウス「トラバドール」でのライブのシーンはもう最高ですよ。
「トラバドール」の観客は、エルトン・ジョンが大スターになるとその瞬間に確信したのだと思います。
その空気感が観てるこちら側にもビンビンと伝わってくるライブシーンであり、このライブシーンを観るだけでも十分に価値があると思えるほど素晴らしかったですね。
エルトン・ジョンの苦難に満ちた人生と、その素晴らしい成功が克明に描かれた映画『ロケットマン』。
エルトン・ジョンのファンであればもちろんのこと、エルトン・ジョンを知らない人であっても十分に楽しめる映画ですよ。
そして、「人間」という存在を深く知ることにも繋がる素晴らしい映画であることは間違いありません。
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