日本開催のラグビーワールドカップがいよいよ近づいてきました。
各チームが最終調整の為に、各地でテストマッチを行っています。
日本と対戦する、アイルランド、スコットランドなどの動向が気になるところですよね。
日本と同じ予選グループで最強だと言われているアイルランドが8月24日にイングランドと相手の本拠地であるトゥイッケナムで戦いました。
接戦が予想されていたこの試合ですが、結果は15-57とアイルランドが衝撃的な大敗を喫したわけです。
イングランドの良さばかりが目立つ試合となりました。
もちろん今の期間は、ワールドカップへ向けた準備期間なわけで、どの国も勝敗にはそこまで拘りません。
ただ、スコアも試合内容も、ここまで叩きのめされると、やはり精神的にダメージを受けますよね。
先日、ウェールズが初めて世界ランキングで1位となり、ラグビー界では大きなニュースとなりました。
もしアイルランドが勝てば、そのウェールズを抜いて世界ランキング1位になるだろうとの予想もあったわけですが、そのような予想もこの大敗で完全に吹っ飛んでしまいましたね。
アイルランドの名匠、ジョー・シュミット監督は次のようにコメントしていました。
その言葉が全てを象徴するような試合でした。
ただ、エネルギーを感じられなかったのは、この試合の直前にポルトガルで8日間の強度の高い合宿を行ってきたので、その影響が間違いなくあるわけです。
思い起こせば、前回のワールドカップで大躍進した日本代表も、ワールドカップ直前のテストマッチの成績はよくありませんでした。
エディージョーンズが、ワールドカップ初戦の南アフリカにピークを持っていく為、直前のテストマッチでは疲労困憊状態で選手は戦っていたわけです。
なので、今回のアイルランドの大敗も、そこまで悲観する必要はないと言えるのかもしれません。
それでも、アイルランドラグビーの中心であるスタンドオフのセクストンがいる時といない時では、全く違うチームのようになるという印象は受けました。
セクストンが完全に回復して日本戦に出てくるとなると、やはりかなり厳しい戦いになりそうですが、この試合に出ていた24歳のバーンが出てくると、付け入る隙がありそうですよね。
日本代表のチーム力がかなり充実してきているだけに、かなり楽しみになってきました。
日本のワールドカップ前哨戦、南アフリカとの試合でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目してみたいです。
ワールドカップ前哨戦の南アフリカ戦、ラグビーワールドカップ全試合がJSPORTSで放送されます。
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