いよいよテニスの全米オープンが始まりましたね。
8月26日に開幕した全米オープンテニス。
早速1回戦に第7シードの錦織圭が登場し、世界ランク205位のM・トランジェリティ(アルゼンチン)と対戦しました。
格下の相手であり、普段であれば全く安心して見ていられるわけですが、直前に怪我をしていた錦織圭だけに、どこまで回復しているのか気がかりでした。
しかし蓋を開けてみると、6-1、4-1とリードした段階で、相手のM・トランジェリティが途中棄権し、危なげなく圧勝の滑り出しとなりました。
この日の錦織圭は、試合の入りから、かなり体の調子も良さそうでした。
第1ゲームでキレのあるパッシングショットを決め、いきなりブレークする展開となりました。
その後も錦織の勢いは止まらず、第3ゲームもトランジェリティのサービスゲームを破り、そのまま25分で第1セットを取りました。
第2セットに入っても攻撃の手を全く緩めない錦織はブレークを含めて3ゲームを連取。
そして、第3ゲーム終了の時にトランジェリティがメディカルタイムを取ります。
その後、ゲームは続けますが、やはり怪我の具合が良くないようで、第6ゲーム途中で棄権することとなりました。
5セットマッチの4大大会では、体力を温存して次の試合へと勝ち進むことが上位進出するためにとても大切なことになります。
なので、最高の滑り出しといえるでしょうね。
2回戦は、世界ランク108位のB・クラン(アメリカ)と対戦することが決定しました。
ここも危なげなく体力を温存しながら勝ち進んでもらいたいものです。
全米オープンは、錦織圭が最も相性の良い4大大会だけに、今年こそは何とか優勝してもらいたい!と望んでいるファンは本当に多いですよね。
どの4大大会も、格下相手の序盤はしっかりと勝ち切って上位進出を達成する錦織圭。
ただ、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどはほぼセットを失うことなく、体力を温存して勝ちあがってきている一方、錦織圭はフルセットマッチを戦ったりして体力をかなり消耗した状態で上位選手と戦わざるを得ない、という事が多いですよね。
フレッシュな状態のフェデラー、ナダル、ジョコビッチなどに対して、満身創痍の錦織圭が挑む、そのような光景を今までの4大大会で何回も観てきました。
錦織圭が最高のコンディションであれば、もっと良い試合をできただろうになぁと悔しい思いをした時が何度もありました。
今回こそは、そこまで疲弊し切らない状態で上位選手との試合を見てみたいですね。
準決勝まで順調に勝ちあがることができれば、そこでフェデラーと対戦することになりそうです。
全米オープンで錦織圭とフェデラーが対戦する、それだけでもワクワクします!
錦織圭が勝ち進めば、寝不足の日々が続きそうです(笑)
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