ニュージーランド―アイルランド ラグビーワールドカップ準々決勝を予想

ボーデン・バレット

準々決勝の第二試合は、ニュージーランド―アイルランドです。

この試合も凄い試合になりそうですよね。

日本に負けたことで、少し存在感が薄くなっている印象のアイルランドですが、本当に強いのは間違いないですから。

アイルランド

アイルランドの一番の強みは、鉄壁のディフェンスだとよく言われます。

予選プールにおけるタックル成功率も、全チームの中でナンバーワンの数値となっていました。

その粘り強い鉄壁のディフェンスで、世界最高峰のオールブラックスのアタックをどれほど止める事が出来るのか、この試合のキーポイントですね。


この試合の注目ポイントとして、ハーフ団のゲームコントロール力が挙げられるでしょう。

アイルランドは、スクラムハーフ・コーナーマレー、スタンドオフ・ジョナサンセクストンというお馴染みのハーフ団です。

コーナーマレー

ジョナサンセクストン

アイルランドの心臓部ですね。

コーナーマレーは世界で一番キックの上手いスクラムハーフとも言われています。

マレーとセクストンで上げてくるコンテストキックをどれだけ再獲得できるか、アイルランドにとって勝敗を左右する重要なポイントです。

試合当日は雨の予報もあり、そうなればキックの重要性はさらに高くなりますよね。

雨のスコットランド戦で、完璧な戦い方をしたアイルランド。

オールブラックスの破壊力抜群のアタックを封じ込める意味でも、雨になればアイルランドにも勝機が見えてくるかもしれません。


オールブラックスは、スクラムハーフ・アーロンスミス、スタンドオフ・リッチーモウンガというハーフ団ですね。

アーロン・スミス

リッチー・モウンガ

スタンドオフにリッチー・モウンガ、そしてフルバックにボーデン・バレットを配置する形が定着しています。

試合が動き始めれば、ボーデン・バレットがスタンドオフの位置に入ることも多く、まさにダブル司令塔というイメージですね。

ボーデン・バレット

雨でもオールブラックスはボールを動かしてくるでしょう。

世界一のアタックが、世界一のディフェンスを崩す事が出来るのか、現代ラグビー最高峰のスキルを駆使したせめぎ合いが見られるでしょうね。


オールブラックスは、この試合で世界最高のロックと言われるブロディ・レタリックが復帰します。

ブロディ・レタリックはワールドカップ後に神戸製鋼に加入することが決まっています。

ワールドカップ後に、凄い選手がどんどん日本にやってきますが、その中でもブロディ・レタリックは最高峰の選手でしょうね。

世界最高のロックが復帰戦でどんなプレーを見せてくれるのか楽しみです。


23対13でオールブラックスの勝利!

と予想してみました。

キックオフは、10月19日(土)の19:15です(東京スタジアム)。

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