ラグビー日本代表にとって、かなり嬉しいニュースが飛び込んできました!
昨年、ニュージーランドで暴行事件を起こしたとされているラグビー日本代表のアマナキ・レレイ・マフィ。
その事件により、アマナキ・レレイ・マフィは一時期、日本代表チームから離れていました。
日本代表チームだけではなく、所属先のNTTコミュニケーションでの練習も自粛していたんですね。
しかし、裁判が長引きそうであり、アマナキ・レレイ・マフィ本人も十分に反省しており、また「正当防衛」であり無罪を主張しているということなども鑑み、日本代表に復帰していたのです。
ただ、もしワールドカップ前に有罪判決が下されるとなると、最長5年の禁錮刑の可能性もあるとされていたので、もちろんワールドカップには出られなくなるし、本当に心配していました。
今回のニュースは、とりあえずそのような心配はなくなったということで、日本代表にとって本当に大きなニュースでした。
ニュージーランドの裁判所は、次回の審問日程を来年2010年の1月27日と決定したようです。
現在、アマナキ・レレイ・マフィは保釈の身となっているようで、今回の決定で引き続き保釈が認められたということですね。
今回の裁判所の決定は、アマナキ・レレイ・マフィのワールドカップ出場に配慮したとも言われているようです。
詳細は全くわかりませんが、ラグビー王国であるニュージーランドならではの決定と言えるのかもしれませんね。
ラグビーが最もリスペクトされ、優先される国でもあるわけですから。
現在のラグビー日本代表は選手層が以前よりもかなり厚くなって、レギュラー争いが激化しています。
日本代表の中心選手として長年君臨しているスクラムハーフの田中史朗ですら、ワールドカップメンバーに残れるかどうか微妙な立場になっているくらいですからね。
そしてフォワード第三列(フランカーとナンバーエイト)のレギュラー争いも激しいんです。
キャプテンのリーチマイケル、ピーター・ラピース・ラブスカフニ、アマナキ・レレイ・マフィ、姫野和樹の4人が現在はレギュラーに近い位置にいそうです。
ただ他にも、布巻峻介、ツイヘンドリック、徳永祥尭と実力者がひしめいているポジションなんです。
それぞれ異なった特徴を持った選手たちですが、ボールを持って前に出る突進力はアマナキ・レレイ・マフィが突出しています。
オーストラリアのレベルズでプレーしていた時、スーパーラグビーの全選手の中で、ボールを持って走った距離が最も長い選手という記録を打ち立てました。
ニュージーランド・オールブラックス、南アフリカ、オーストラリアなどのトップ選手がひしめきあっているスーパーラグビーの中でナンバーワンですからね。
それはとてつもない記録ですよね。
日本代表がボールを展開して美しいトライを取った時、アマナキ・レレイ・マフィの突進が起点となる事が今まで何度もありました。
アマナキ・レレイ・マフィがグイッと前に出ることで、バックスは本当にアタックしやすくなるし、アタックする選択肢が増えるわけですね。
前回のワールドカップでも大活躍だったアマナキ・レレイ・マフィですが、現在は当時よりも更に充実している印象を受けるので、今回のニュースは本当にうれしかったですね。
今回のワールドカップでも怪我さえなければ、大活躍することは間違いないように思えます。
アマナキ・レレイ・マフィを前回のワールドカップメンバーに抜擢したエディージョーンズは、アマナキ・レレイ・マフィのことを「天からの贈り物(ギフト)だ」と表現していました。
世界各地で沢山の一流選手を見てきたエディージョーンズに、そこまで言わしめたほどの逸材であるアマナキ・レレイ・マフィ。
ワールドカップでは全世界から注目されることになると思います。
ラグビーワールドカップの全試合がJSPORTSで放送されます。
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