9月にラグビーワールドカップが日本で開催されるということで、ラグビーに関する報道も増えてきて、日本各地で盛り上がりを見せています。
ラグビー日本代表が「パシフィック・ネーションズカップ」を戦っている最中ということもあって、ラグビーのニュースは日本代表に集中しています。
でも、『ラグビー・トップリーグ・カップ』という、日本最高峰のリーグの試合も熱いんですよ!
8月10日(土)に「神戸製鋼 vs.クボタ」で決勝戦が行われます。
準決勝では、昨年の決勝と同じ屈指の好カードとなった「神戸製鋼 vs.サントリー」を、昨年王者の神戸製鋼がしっかりと勝ち切りました。
これで神戸製鋼は元王者のサントリーに北海道合宿の練習試合も含めて3連勝となりました。
昨年に優勝する前まで、サントリーになかなか勝てなかった神戸製鋼ですが、去年から力関係が少し変わってきたようです。
神戸製鋼は昔の黄金時代のような、ボールを動かす本当に面白いラグビーを去年からするようになりましたね。
世界的名将と言われるニュージーランドのウェイン・スミスが総監督となって、ラグビーが劇的に変化しました。
とにかくボールをつなぎ続けるので、神戸製鋼の選手たちはめちゃくちゃキツイみたいですね。
でも、このような魅力的で、見てる側もプレーしている選手も面白いラグビーで本当に久しぶりに昨年優勝したわけで、今年は更にプレーに魅力が増しているように感じます。
去年、神戸製鋼が優勝できた大きな要因として、ラグビー界の世界的スターであるダン・カーターの存在が挙げられます。
もう36歳であるにも関わらず、全盛期に劣らないような、素晴らしいプレーを見せてくれました。
そのダン・カーターが、今年は怪我で出遅れており、まだ試合に出場できるめどは立っていないのですね。
また、山中亮平、中島イシレリなどの日本代表選手もチームを離れているので、昨年の優勝メンバーとはかなり違ったメンバー構成となっています。
それでも決勝まで勝ちあがってきたわけですから、やはり神戸製鋼は去年からチームが完全に変わったということなのでしょう。
キャプテンのアンドリュー・エリスも、「昨季の決勝とは、ほとんど違うメンバー。新しい波がチームの中で生まれている」と語っています。
そして決勝に向けて、「まだ仕事は終わっていない。今から最後の仕事がある」と熱く語っています。
ここまで「勝ち」にこだわるというのが、去年から神戸製鋼が一番変わった点なのかもしれませんね。
一方のクボタ。
準決勝では、強豪の東芝にしっかりと勝ち切って決勝へと上がってきました。
クボタの一番の注目選手は、センターの立川理道でしょう。
ここ数年、日本代表の中心選手として活躍してきた立川理道ですが、ワールドカップの選考メンバーからは漏れてしまったんですね。
日本代表ヘッドコーチのジェイミージョセフは、経験豊富な立川理道よりも、中村亮土、ラファエレ・ティモシー、ウィリアム・トゥポウを選んだということなんです。
特に「ディフェンスの強さ」をジェイミージョセフはセンターには求めているということなんでしょう。
でも、ワールドカップメンバーがまだ最終的に決定したわけではありません。
立川理道も決勝戦で必死にアピールして、起死回生の逆転メンバー入りを狙っているでしょう。
そんな立川理道のプレーにも期待したいですね。
日本代表の試合だけではなく、国内の試合もレベルが高くて面白いですよ。
ぜひ注目してみてください!
ラグビー・トップリーグ・カップはJSPORTSで放送しています!
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