ラグビー日本代表の網走合宿が始まりました。
ここで最終のワールドカップメンバー31名が決定するわけです。
レギュラー争いが激化しているポジションも多いので、選手達は心休まる時はないでしょうね。
本当に厳しい争いが行われているわけです。
ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは、この網走合宿が心身ともに本当に激しいものになることを予告していました。
試合以上の強度で、「フルコンタクト」「フルスピード」の練習をかなり長時間持続するという、地獄のような練習が行われているようです。
ただ、先日のパシフィックネーションズカップで優勝した事が、首脳陣や選手達の自信になっていることは間違いないでしょう。
パシフィックネーションズカップの前は、試合が少なく、練習ばかりの準備期間に批判も出ていました。
しかし蓋を開けてみると、今までフィジカルで圧倒されていたフィジーやトンガ相手に、そのフィジカルの部分で上回ったわけです。
試合よりも「強度の高い練習を中心に準備する」という方法論の正しさが証明されたわけですね。
その自信を持って、今回の網走合宿が始まるわけです。
以前よりも更に強度を高くするとジェイミー・ジョセフは宣言しているわけなので、壮絶な内容になりそうですね。
でも、霧の中を何も分からないまま進むという状況ではなく、「方法論は正しい」「これを行えばワールドカップで絶対に勝てる」というマインドで首脳陣も選手も臨めるわけです。
その違いは圧倒的に大きいですよね。
この網走合宿を乗り越えた後、ジャパンがどのように進化しているのか、今から本当に楽しみですね。
網走合宿が始まっていきなり、ジェイミー・ジョセフが激怒していたようですよ。
ラインアウトからのモール、スクラムで、それぞれ2回ずつ反則を犯した際、ジェイミー・ジョセフの怒りが爆発したようです。
と、選手たちに注意したようです。
格上のチームと戦う際には、チャンスは本当に数少ない。
一度のチャンスを確実にものにしなければならない。
そして連続してミスをすると、それが相手の得点に直接つながる。
勝つためには、ミスをどれだけ少なくすることができるか。
ジェイミー・ジョセフの一番の良さは、そのような「厳しさ」を深く理解している点かもしれませんね。
そしてその「厳しさ」を選手たちに感情豊かに伝えることができるというのも素晴らしい点ですね。
ジャパンがどれほど「厳しさ」を持ったチームに成長していくのか、楽しみに見ていきたいですね。
ラグビーワールドカップの全試合がJSPORTSで放送されます。
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