ラグビー日本代表・トンガ代表戦のメンバーが発表されました!
正式名称は、「リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンド」ですね。
大阪の花園で行われます。
いや~、楽しみですね~!
前回、苦手としていてずっと勝てていなかったフィジー代表に快勝した日本代表。
前回のフィジー代表戦から、先発メンバーは、5人変更になりました。
こうやってメンバーを眺めてみると、日本代表の選手層は本当に厚くなりましたね。
怪我のピーター・ラピース・ラブスカフニの代わりに、リーチ・マイケルがリザーブから先発に回りました。
ロックはヴィンピー・ファンデルヴァルト、フランカーは徳永祥尭にチャンスが与えられました。
フォワードの先発メンバー変更はこの3名ですが、先週とほぼ遜色ないメンバー構成です。
そしてバックスは、スクラムハーフが茂野海人から、流大に変更。
ウィングが、福岡堅樹からレメキ ロマノ ラヴァに変更となりました。
流もレメキも今までずっと先発で出場し続けていて中心メンバーであったわけですから、バックスのメンバーも先週とほぼ遜色ありません。
福岡堅樹は先発で見たかったですけどね~。
でも間違いなく途中で出てくるので、楽しみにしておきましょう。
あと、メンバー構成で興味深いのは、フルバックが先週と同じくウィリアム・トゥポウで、今までずっと日本代表の正フルバックだった松島幸太朗がウィングのまま、ということです。
ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは、ウィリアム・トゥポウのディフェンス力をかなり買っているようですね。
確かにウィリアム・トゥポウはフルバックとしての経験が浅いので、ポジショニング等にやや不安があるわけですが、ディフェンス時にスタンドオフの位置に入ったりするオプションがあるんですよね。
田村優もそこまでディフェンスが悪いというわけじゃないですが、やっぱり大きなフォワードが突進してくると、体重を乗っけられてゲインを許してしまう場面があります。
その点、ウィリアム・トゥポウがスタンドオフの位置に入った時には、大きなフォワードでもしっかり止めていますよね。
松島幸太朗に比べて身長も高いので、ハイボールのキャッチも安定しているのでしょう。
ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチの構想では、バックスリーはこの形で本番のワールドカップもいくのかもしれませんね。
山中亮平の調子もいいわけですが、やはりウィリアム・トゥポウのディフェンス力が評価されているということなのでしょう。
あとは、中村亮土もがっちりと12番のポジションを守っていますね。
ラファエレ ティモシー、ウィリアム・トゥポウの両センターで、日本代表は今までずっとやってきたわけですが、中村亮土の成長によって、このようなメンバー構成が可能になっているわけですね。
とにかく楽しみなメンバーとなりました。
前回、フィジーに快勝して、大阪・堺で合宿をしている日本代表。
システムに大きな変更はないでしょうが、タックルや密集サイドの基本的なスキル練習にじっくり時間を割いているようです。
フィジーに快勝した大きな要因として、ボール保持率で圧倒したという点が挙げられるでしょう。
フィジーがボールを持って攻撃している時間が短かかったので、大きくディフェンスを崩される場面が非常に少なかったです。
その展開を可能にしたのが、「密集サイドのスキルレベルの高さ」でしょう。
今までの日本代表であれば、良い攻撃をしていて、あと2~3個ラックから速いボールを出せばトライに繋がるというような場面で、ターンオーバーされるケースが何度もありました。
フィジー戦ではそのような場面がほとんどなく、攻め込んだラックで、ボールに絡んでくる相手をうまく剥がし切っていました。
そのような細かいスキルの積み重ねが、5トライにつながったわけですね。
この堺合宿でも、「密集サイドのスキル練習」が繰り返し行われていたようです。
その他、オフロードパスの練習も引き続き行われていたようですね。
フィジー戦では、アマナキ・レレイ・マフィがライン際で、堀江翔太に絶妙のオフロードパスをつなぎ、ラファエレ ティモシーのトライへとつながった場面がありました。
日本代表としてオフロードパスの練習をずっと続けてきていて、全選手にオフロードパスの意識が強くあり、そしてオフロードパスのスキルもかなり向上してきているので、トライが増えているという事が言えると思います。
特にオフロードパスへの強いこだわりは、トニー・ブラウンコーチの意向が強いのでしょう。
今の日本代表は、トライを量産する爆発力を秘めていますよね。
今回のトンガ戦、もちろん簡単ではないでしょうが、フィジーにあそこまで見事な試合をしたので、本当に楽しみです。
前回に引き続き、熱い試合を見せてもらいたいですね。
みんなでラグビー日本代表を応援しましょう!
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