ラグビーワールドカップの予選プールも後半戦に入ってきました。
日本代表にとっては、サモア、スコットランドとの2試合が残っているわけです。
2連勝して気持ちよく1位通過すればもう最高ですよね。
10月5日(土)のサモア戦では、選手が自ら考えたラグビー日本代表のチームソング「ビクトリーロード」をみんなで歌おうという動きがSNS中心に盛り上がりを見せています。
「ビクトリーロード」は、アニメ映画「耳をすませば」の主題歌「カントリーロード」の替え歌なんですよね。
まずは、選手たちが歌っている「ビクトリーロード」を聞いてみてください。
「ビクトリーロード」の歌詞は簡単なのですぐに覚えることができます。
この曲が生まれたきっかけは、キャプテンのリーチ・マイケルが、外国人も多いチームを何とか一つにしたいという思いから、みんなで歌えるチームソングを作りたいと思い立ったようなんです。
今年2月の代表候補合宿中の話みたいですね。
そこでリーチ・マイケルは、チームのムードメーカーである山本幸輝(ヤマハ発動機)に丸投げしたようです(笑)
山本幸輝は、「何というむちゃぶりだ。」と最初は思ったようなんですが、同部屋の三上正貴(東芝)にも相談して、選曲し、作詞したようです。
出来上がった曲を、流大などにも聞いてもらい、アドバイスももらいながら、最終的に完成したのが今の「ビクトリーロード」のようですね。
そんな「ビクトリーロード」を、ファンのみんなで歌って日本代表を応援しようとSNSで提案したのが廣瀬俊明です。
その呼びかけに賛同して、立川理道なども、「僕も会場にいますので、みんなで歌いましょう」と応答するなど、大きなうねりとなってきているんですよね。
ラグビー伝統国には、会場のファンが応援歌を歌って代表チームを後押しするという伝統が根付いているんですよね。
イングランドの「スウィング・ロウ・スイート・チャリオット」が有名ですが、ラグビーの聖地と言われる「トゥイッケナム競技場」で8万を超えるファンが一斉に歌い始めると、それはそれは物凄い盛り上がりを見せるんですよね。
廣瀬俊明は、そのような文化がうらやましいと思っていたようです。
日本のラグビーには、そのような応援歌が今までなかったわけですが、今回、選手自らが作り、そして選手たちが気持ちを一つにするために歌っている「ビクトリーロード」を、ファンも含めてみんなで歌えば、会場も盛り上がるのは間違いないし、そして日本代表の選手たちを思い入れの強い歌で後押しできるわけですから、本当に素晴らしい流れとなっていますよね。
まずは、サモア戦で、イングランドの「スウィング・ロウ・スイート・チャリオット」のような雰囲気が作り出せれば最高ですよね。
そしてスコットランド戦、続いて決勝トーナメントでもそのような流れが続けば、物凄い盛り上がりを見せるでしょう。
最終的に代表からは外れてしまった山本幸輝選手も、自らが思いを込めた曲が、ファンのみんなに歌われることなど想像もしていなかったでしょうが(笑)、本当に喜んでいるでしょうね。
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