ラグビー日本代表のキャプテンを務めるリーチ・マイケル(30)について、詳しく紹介してみたいと思います。
リーチ・マイケルをよく知る人たちが、こぞって彼を評する言葉があるんです。
それは、
という言葉なんですね。
特に、「忍耐強く」「謙虚」な彼の性格が、日本人らしく見える大きな要因なのでしょう。
ラグビーのプレーが素晴らしいだけじゃなく、忍耐強く、謙虚であるからこそ、リーチ・マイケルは他の日本代表選手から絶大なる信頼を得ているのでしょうね。
リーチ・マイケルの忍耐強く謙虚な性格の根幹にある部分は、その幼少期に築かれたのでしょう。
これはリーチ・マイケルがインタビューなどでよく語っている事なのですが、幼少期はそこまで恵まれた生活を送れたわけではないようです。
子供の頃は、ボロボロの古着や穴が開いた靴を履いていたので、いじめられることもあったようです。
内気で純朴な少年だったリーチ・マイケルは、傷つくことも多かったようです。
リーチ・マイケルは15歳の時に日本へ来たのですが、母親はリーチの日本行きに対して大反対したようなんですね。
それでもリーチは、自分が日本へ行き、早く自立することで両親の負担が減ると考えて、いくら反対されようとも日本行きの決意を変えることはなかったようです。
リーチ・マイケルの日本行きが実現したのは、現在神戸製鋼で活躍しているイーリ・ニコラスの存在があったからなんです。
リーチ・マイケルとイーリ・ニコラスは幼馴染の親友同士でした。
リーチよりも一足先に日本に留学していたイーリ・ニコラスは、先生から「もう一人留学生を受け入れたいけど、誰かいいラグビー選手はいない?」と聞かれて、即座に「リーチ・マイケルという素晴らしい選手がいます」と答えたようです。
そのような色んな巡り合わせがなければ、リーチ・マイケルが日本に来ることはなかったと思うと、運命というのは何とも不思議なものですね。
リーチ・マイケルを受け入れた札幌山の手高校の佐藤幹夫監督は、リーチの第一印象を、
と語っているんですね。
現在の立派な筋肉隆々の肉体は、日本に来てから努力に努力を重ねて手に入れたものなんですね。
リーチ・マイケルがよく言っている言葉は、
ということなんです。
日本に育てられたという気持ちを強く持っているから、あれほど日本代表に愛着を感じ、だからこそ物凄い責任感を持ってプレーしているということなのでしょう。
そしてそのような気持ちを持っているリーチ・マイケルがキャプテンだからこそ、他の外国出身の日本代表選手も、日本代表に誇りを持ち、強い責任感を持ってプレーしているという面は絶対にあると思います。
そのように考えると、日本代表チームにリーチ・マイケルが及ぼしている影響力は計り知れないものがあるということなんですね。
前回のワールドカップでも日本代表のキャプテンを務め、ラグビープレーヤーとしてだけではなく、キャプテンとしても円熟味を増しているリーチ・マイケル。
彼が日本代表の中心にいるからこそ、今回の日本開催のワールドカップは本当に期待できるものになると感じています。
次回は、リーチ・マイケルのプレースタイル等について紹介していきたいと思っています。
ラグビーワールドカップの全試合がJSPORTSで放送されます。
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