『RIZIN.17』バンタム級の注目カード「石渡伸太郎 vs. 佐々木憂流迦」を予想してみたいと思います。
『RIZIN.17』では、「バンタム級四天王」と称されている4人のファイターが激突するということは、「元谷友貴 vs. 扇久保博正」のページにも書きました。
改めて書くと、「バンタム級四天王」とは、「元谷友貴」「扇久保博正」「石渡伸太郎」「佐々木憂流迦」の4人ですね。
そのうちの二人、石渡伸太郎と佐々木憂流迦が激突するわけです。
まずは、それぞれの選手を簡単に紹介してみたいと思います。
石渡伸太郎
高校、大学と柔道部だったようで、あの腰の強さはその時代に基礎を培ったものなのでしょう。
2006年にプロデビューした後、修斗、戦極、SRC、パンクラスと渡り歩き、その間に着実にステップアップしていく。
2011年に参戦したパンクラスでは、いきなり第2代バンタム級キング・オブ・パンクラシストに輝くという快挙を達成。
以来、日本人相手にはほぼ無敗を貫く。
宇野薫、大塚隆史といった有名選手にも勝利を重ねていく。
その間、石渡伸太郎に唯一の黒星をつけたのは堀口恭司だった。
石渡伸太郎としては、どうしても堀口恭司にリベンジを果たしたかったのでしょう。
2017年に「RIZIN2017バンタム級トーナメント」に参戦することを決意したのは、やはり堀口恭司を倒したかったからでしょう。
そして両者は決勝で顔を合わせることになるのです。
物凄い緊張感の漂う中、鬼気迫る石渡伸太郎は堀口恭司と壮絶な打ち合いを演じるのです。
その石渡伸太郎の強い気持ちに感動したファンは多かったでしょう。
しかし、結果は2ラウンドにパンチを浴びてKO負けとなるわけです。
その後、ヘルニアの治療に専念せざるを得ず、しばらくリングを離れていた石渡伸太郎。
そして今回、『RIZIN.17』で復活を果たしたわけです。
一戦一戦勝利を積み重ねていき、堀口恭司との再戦の機会を虎視眈々と狙っているのでしょう。
今回の試合も気持ちの入り方が違うと思いますね。
佐々木憂流迦
まだ幼少期に、PRIDEで脚光を浴びていた五味隆典にずっと憧れていたようですね。
その影響から、ずっと総合格闘家になる事を目指して、高校時代にはレスリング部で基礎技術を磨いていたようです。
その後、和術慧舟會駿河道場に入門、アマチュア修斗選手権などを経て、プロデビュー後も修斗でキャリアを積み重ねていく。
2013年には修斗環太平洋フェザー級チャンピオンになる。
2014年にはUFCにも参戦。
着実に総合格闘家としてのレベルを高めていく。
RIZINには2018年の大みそか「RIZIN.14」でマネル・ケイプと戦う。
マネル・ケイプを寝技地獄に誘い込み、何度となくチョークでKO寸前までいったかに思えるほどの展開で、余裕の判定勝ちを収めた。
佐々木憂流迦はUFC帰りで更に強くなった!という印象を多くのファンに与えた一戦だった。
最も得意としている技は、「リアネイキッドチョーク」で、KO勝ちしている試合のほとんどは、その技で勝利している。
「石渡伸太郎 vs. 佐々木憂流迦」の予想!
石渡伸太郎選手がしかけてくる打撃を、佐々木憂流迦がどこまでしのぎ、得意の寝技に持ち込む事ができるのか?
勝敗のポイントになってくると思います。
石渡伸太郎選手は試合から離れているので、試合勘を早い段階で取り戻すことができるのか、そのあたりも勝敗の行方を左右しそうです。
僕の予想は、佐々木憂流迦が得意のリアネイキッドチョークで一本勝ち!です。
バンタム級最強を目指す二人にとっては、絶対に負けられない試合なので、熱い試合になることは間違いないですね。
7月28日(日)の『RIZIN.17』は、「GYAO!」でノーカット生放送されます。
当日、「GYAO!」で生放送を楽しむには2,000円かかります。
大会翌日の7月29日(月)の正午からは、全試合の無料配信が開始されます。
是非お好きな方法で試合を楽しんでください!
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